バースコントロールとは?

バースコントロール辞書で調べると、「産児制限」、「受胎調節」となっており、出産のメカニズムや避妊の方法を理解し、子どもの数や時期を自らの判断で決定することを言います。「バスコン」と略して言うこともあります。
これに対し「家族計画」は、家庭毎に、いつ・何人の子供を持つかという計画のことを言います。よく似た言葉に思えますが、家族計画の中の、子供を作ってはいけない時期に「産児制限」、「受胎調節」をするのです。つまり家族計画を立て、避妊すべき時期にバースコントロールをする、ということです。
このバースコントロールと言う言葉とよく一緒に出てくる、「プレマタニティ」という言葉があります。この言葉は最近出来た造語なのでしょうか?調べても明確な説明が見つかりません。しかし、綴りから考えると【pre】「以前の、前の」と【maternity】「妊婦、産婦」を合わせた言葉ですから「妊婦の前」となり、近い将来に妊娠・出産を予定している女性や、妊娠の準備をしている女性のことを示す言葉だと思います。でもそのプレマタニティでも、すぐにでも子供が欲しいと考えていない人もいるはずです。仕事や家庭の都合で、今すぐではないけれど、将来は絶対子供が欲しいと考えている人もいると思います。そう考えている夫婦やカップルには、きちんとしたバースコントロールが必要となります。

望んだ時期に望まれた子供を授かるために

最近テレビでよく見る若い女優さんやアイドルでも、俗に言う「できちゃった婚」が増えてきました。彼女たちと一般の女性たちとでは、状況が違うでしょうから一概には言えませんが、1990年代後半より「できちゃった婚」が急増し、一般にもその言葉が認知されてきたようです。この呼び名には、「予定はしていなかったけど、できちゃった。」とか「避妊に失敗してできちゃった。」という意味合いが含まれています。
結婚前に子供が欲しいと考えるカップルにとっては、「できちゃった」ではなく、ある意味「計画通り」と言えそうですが、それは例外でしょう。日本のでは計画通りの出産で生まれてきた子供の数は、半数にも満たないらしいのです。そのようなバースコントロールがされない無計画な妊娠の場合、中絶に至ることも多くなります。そのようなことがなくなるように、きちんとしたバースコントロールが重要になってきます。

代表的な避妊の方法

バースコントロールに不可欠な避妊法には多様な種類がありますが、自分の体や生活に適した方法を選ぶことが大切です。
現在、最も有効な避妊法とされているのが、1999年に承認された低容量ピルによるもので、吐き気や体重増加といった従来の中・高容量ピルにみられた副作用もほとんどなく、正しく飲めばほぼ100%の確立で避妊ができます。ただ注意すべきことはピルだけでも避妊効果が高いので、コンドームを使用しないことで、性病などの感染が増加する可能性があるということです。医師の指示通りに服用し、できればコンドームとの併用を勧めます。
日本で一番多く使われている避妊具はコンドームで、その成功率は約90%です。90%と言えばかなり高確率のような気がしますが、10回に1回の失敗があると考えると、とても安心できるものではありません。失敗の原因として、装着ミスや最初から装着していなかったことや、慣れていなかったことなどが挙げられます。他にもペッサリーや避妊用フィルムがありますが、これもコンドーム以上に慣れないと失敗することが多い避妊法なので、ペッサリーや避妊用フィルムもコンドームと一緒に使用することを勧めます。

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